Japan Polymark Co.,Ltd.

お問い合わせ english

DWR転写

環境を考える時代の、新しい接着剤の開発へ

いまなぜ、DWR Transferが必要なのか?環境配慮への意識が加速する現代、繊維業界では難分解性の有機フッ素化合物を使わないことが世界的な潮流となっています。フッ素が必須とされてきた耐久撥水(Durable Water Repellent)加工においても、フッ素フリー(PFCフリー)への動きが進んでいます。加えて、ファブリックの軽量化や高密度化もますます進展していますが、これらの変化はいずれも、マーキングの接着を難しくします。このような、新しいファブリックに対応する新たな接着剤の開発が必要となる中、DWR Transferが完成しました。

いかにして“濡れ性”を高めるか

従来の接着剤が付着しにくい撥水剤の上でも十分な接着力を得るために、DWR Transferは“濡れ性”をできる限り良くしています。濡れ性とは、接触する面との親和性(=なじみやすさ)で、下図において、液滴を接着剤、付着面を撥水剤とすると、接触角(θ)が小さいほど濡れ性が良く、接着力が大きくなります(右)。濡れ性の良否は、接着剤と撥水剤それぞれに含まれる物質の相互の関係によって決まります。トライ&エラーを繰り返す中で、求める性能を有する接着剤へとたどり着きました。

Sports

アスリートをドライで快適に保つため、高機能のウィンドジャケットには、DWR加工を施したしなやかな生地が用いられています。そんな生地にもDWR転写は高い定着性を発揮します。

Outdoor

過酷な環境下でのアウトドアウェアには高い撥水性が求められるためC6 DWR加工が施されています。そんな生地にもDWR転写は高い定着性を発揮します。

Ecology

お客さまの多くは、環境への負荷を低減すべくC6またはPFCフリーでのDWR加工の採用を積極的に進めています。お客さまが環境のために既存の生産方法を変えていく。私たちはその変化に対応して進化しています。


当社のDWR Transferの採用をご検討中のお客さまは、お問い合わせフォームからご連絡ください。
お客さまの製品に対して、当社のDWR Transferの性能テストを行うことも可能です。



PAGE TOP